12.19.2017

会社を運営する上で大切なこと

勤勉、倹約
ご存知の方も多いと思いますが、格安旅行代理店のてるみくらぶが倒産をしました。なぜ、117億円も売上げがあるのに倒産するのか不思議に思ったので、調べてみました。

・航空チケットなどの仕入れの価格と売価の価格の差がない。つまり利益が出ない。
・利益が出ないのに、広告への投資をした。

ということのようです。

経済産業省の「ベンチャー企業の経営危機データベース」にも書いていましたが、“身の丈に合った投資、経営”はとても大切だそうです。よく「弊社は数億円の売上げがあります。」とテレビで自慢げに話す人がいますが、重要なのは、利益です。手元にある現金です。売上げが数億円あっても利益が出ず、赤字ではいけません。手元に現金がなければ、会社は健全な経営をできません。Googleが健全な経営をできるのは、他には真似できないIT技術によって得られた潤沢な現金が手元にあるからだそうです。

自社の利益規模にあった投資はとても大切です。例えば弊社は、売上の10%を新商品開発や展示会出展費に当てると決めています。そう決めていれば、過度な投資は控えるようになります。いくら売れる商品ができても、過度な増産や設備投資、スタッフの増員は行いません。「売れる商品ができたので、銀行からお金を借りて設備投資をしたら、その後、売れなくなって経営が危うくなった」という話はよくあるようです。

「勤勉、倹約」という言葉は二宮金次郎(二宮尊徳)さんの教えです。「よく働き、よく学び、贅沢をせず、身の丈に合った経営をする」とても大切なことだと思います。

小さく初めて、売れたら展開する
「これは絶対売れる!このサービスは絶対いける!」と思って、はじめから過度な投資をし、たくさん商品を作ったり、サービスにたくさんの投資をするのは危険なようです。
数億円の資金調達に成功した会社が立派な社屋で数十人の会社員を雇い、かっこよくニュースで取り上げられているのをときどき見たりするのですが、その後を調べてみると消えている会社は少なくありません。

商品やサービスの価値を決めるのは、マーケティング会社でも投資会社でも銀行でもありません。世の中が商品やサービスの価値を決めます。世の中に支持されなければ、その商品やサービスはいらないのです。

いくらマーケティングをしたり、事前に関係者から評価されたり、銀行や投資会社から大金を借りることができても、ビジネスの鉄則は「小さく初めて、成功したら展開する」ということのようです。

精神力
会社を運営する上で重要なことの一つに「精神力」があるようです。精神力とは、心の強さ、打たれ強さだと思っていましたが、どうも違うようです。辞書によると「何かをやり抜こうとする力」だそうです。
ものづくりや新しいサービスを生み出す上で、世の中や人の気持ちを繊細に感じ取る心の感度は大切です。
とてもタフそうに見える人でも、とても繊細な心を持っています。嫌なことがあったり、悩んだり、苦しんだりします。
そんなとき、活躍している人はみんなそれぞれ、自分の心のコントロール方法を身に付けているようです。
人はみんな違うので、人それぞれ独自の解決方法があるかと思いますが、ぼくの場合は、結局のところ、とにかく体を動かすこと、それが一番いいようです。

人の成功を喜ぶ
「人の成功を喜べたら、あなたの周りには成功者が集まるだろう。目標に向かって努力する仲間に囲まれるのは素晴らしい。あなたの旅を支える意欲やひらめき、情報も得られる」(「メンタルが強い人がやめた13の習慣」P187より)

今はSNSがあるので、四六時中、他人が成功している情報が入ってきます。それをうらやんだり、嫉妬したり、憎んだり、色々な感情が湧いてくるかもしれません。でも、素直に人の成功を喜ぶことができたら、きっと成功している人がたくさん集まってくるに違いありません。

あきらめない
やり方を変えること”と“あきらめること”は全く別です。失敗したら改善する。常に改善し続けることが大切です。

前向きに考える
元アメリカ副大統領のアルゴアさんが、テレビのインタビューでこんなことを言っていました。「物理の法則に反射というものがあります。良い言動や取り組みは必ず、良いこととして返ってきます。だから良いことを発言し続けてください。行動し続けてください。成功した社会活動は、どれもたった1人の言動や発言から始まっています。」

ネガティブな言動や行動はネガティブなこととして返ってきてしまいます。そうならないためにも、ポジティブな言動や行動を心がけたいところです。

ネガティブになることはとても簡単ですし、発展的ではありません。
ポジティブになるには努力が必要です。ポジティブな言動や発言は、その人が努力しているという素晴らしい証拠だと思います。

物事には必ず、いい面と悪い面があると思います。どう考えても悪いことだと思うことでも、実は、必ずいい面があります。
悪いことが起こるかもしれない、と思っていても9割方は起きないし、そのほとんどが解決できます。
世の中に対してモノやサービスを提案したいのであれば、前向きな考えでなければ支持はされないし、長くは続かないのではないでしょうか。