5.12.2014

独立する上で(事業計画書の書き方)

“方針の定まらない人は羅針盤を失った船のようなもので、前進どころかたちまち怒濤に押し流されて、ついに船体は転覆するほかありません。”
ぼくの尊敬する人に、中村屋を経営した相馬愛蔵さんという方がいるのですが、その方の「一商人として」という本のなかで、このように書かれていました。まったくその通りだと思います。

まだまだこれからの自分に何も偉そうなことは言えませんが、 どうしたらデザイナーになれるのか」という箇所でも書いたように、ちょっとでもやりたい業界に近い世界に足を踏み入れ、修行させてもらった方がよいと思います。

もし、やりたい業界で3〜10年働くことができ、いざ独立するぞ、というときには、簡単でもいいので事業計画を書いてみるのがオススメです。ただ独立するには、人のつながりや資金や知識を蓄えるために、最低でも3年くらいの準備期間は必要かと思います。当たり前かもしれませんが、いかにお仕事を頂けるようにするか、が大きなポイントだと思います。そして仕事をする上で、誰のために、何のために、どうやって、というところが明確になっているといいと思います。

1)事業立ち上げ目的(何のため)
2)事業理念(どのような考えで)
3)商品・サービスの概要(どのような内容、手法で)
4)ターゲット(誰に)
5)市場および競合の分析(市場の現状は)
6)マーケティング/営業(製品サービス、価格、場所や流通、宣伝・販促、売り込み方など)
7)財務計画(年、月ごとの収支目標など)
など

参考までに
SUGAI WORLD事業計画書の概要
事業が成功する人と成功しない人
商品開発プロセス